2021年01月11日

軽く歯ブラシをしたり、硬いものを食べたときに出血する

歯周病とは、歯と歯茎の間にから入った細菌(歯垢・歯石等)が、歯肉に炎症を引き起こし、さらに歯肉の中にある歯槽骨(歯を支えている骨)を溶かしてしまう、これが歯周病(歯槽膿漏)という歯ぐきの病気です。
歯槽膿漏を含む歯ぐきの病気は、世界で一番広まっており、世界人口の約70%が何らかの歯ぐきの病気に侵されています。
さらに約9億人の人々が深刻な歯槽膿漏に悩まされています。
歯周病と思われる症状
「息がくさい」とよくいわれる
軽く歯ブラシをしたり、硬いものを食べたときに出血する。
超音波スケーラー
何度か歯ぐきが腫れたことがある。
食べ物が歯にはさまりやすくなった。
自然に歯がぐらぐらと動き出す。
歯が移動して位置が変わる(矯正治療中などは除く)
歯の根の部分が露出しては全体が長くなったように見える。
朝起きたとき、口の中がねばねばする。
歯ぐきがかゆくなったり、痛むことがよくある。
歯が浮いた感じがする。
歯科 ユニット
※上記の項目が1つでも当てはまる場合、歯周病の疑いがあります。
入念な口の中のケアに取り組んでください。また、歯周病治療を行っております。当院スタッフにお気軽にご相談ください。
歯周病になるとどうなる?
歯がなくなるだけでなく、糖尿病・感染性心内膜炎・心臓血管疾患・骨粗鬆症・肺炎・低体重児早産等の病気にかかり易くなります。また、痴呆症が進行しやすくなり、運動能力も著しく低下します。歯周病の脅威は、口の中だけに留まりません。
歯周病の自覚症状
歯周病の初期の段階では歯を磨く時に血が出たり、歯茎がムズムズするといった?症状しかありません。
しかし、さらに進行すると歯がグラグラしてきたり、歯並びが悪くなってきたりします。ほとんどの人は、この段階になってようやく気が付きますが、ここまで症状が進行すると手遅れになるケースが大部分です。違和感を感じたらできるだけ早く診察に来てください。
歯周病治療
「歯周病は治らないの?」と思われて、あきらめられている方も多いのではないでしょうか?確かに症状が進行しすぎると抜歯するしかないケースもでてきます。ですが歯槽膿漏も適切な診断と治療をすれば、かなりお口の状態をよくすることが可能なのです。無理だとあきらめずに、治療を続けることが大切です。
・軽度の歯周病治療の場合
徹底したブラッシング(歯みがき)、スケーリング(歯石取り)を行います。また歯周病は細菌感染なので、その細菌を検査して調べます。そして歯周病原因菌にあった抗生剤を投与します。
・中程度・重度の歯周病治療の場合
むし歯の治療、ブラッシング・スケーリングを行い抗生剤を投与します。また場合によっては外科手術を行い膿を外に出し、患部を切除することもあります。


Posted by jina at 11:19│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。